「疲れているときが好き」
…なんていうと変人のように聞こえますが、(笑)
疲れているときが好きです。
異論は認めます。(笑)
私は基本的に暇が嫌いな人間で、毎日何かしらの予定を入れるようにしています。
日本にいる時は、一人で過ごす休みもないほどスケジュール帳は真っ黒。
フランスに来てからは仕事は勿論、フランス語の語学学校に通いながら家事全般も行っているため、相変わらずかなりのタイトスケジュールです。
そして昨日、今日はフランス人にとって大切な一大イベントとも言えるクリスマスがあり、フランスの家族と過ごす時間も多く、何かとバタバタしていました。
日本にいる時からもう何年もそうなのですが、予定を詰めすぎて「もう疲れた!!」となることがよくあります。
自分で予定を詰めているくせに!
と、大きな矛盾も生じます。(笑)
しかし、疲れているときだからこそ感じることがひとつ。
「あ~、自分やってるな~~!今日もやっちゃってるな~!!」なんて。
疲れるほど頑張る自分にこっそり満足しちゃうのです。
ここだけの話。
そして、疲れている自分が何とも好きなのです。
これも、ここだけの話。
疲れるほど、やっちゃってる私。
でもここまで出来てるってすごくない!?
そう思うと、「あれ、自分ってもっと出来ちゃう人間なんじゃないの!?」なんてことが浮かんできて、やる気が起きてきちゃいます。
こういう時だからこそ、「よっしゃ!やるぞ!」なんて気になったり。
そして、こんな時だからこそ、自分に「お疲れ様、疲れた疲れた、こんな疲れるほど今日も生きてる私ってちょっとすごいんじゃない!?」なんて。
そんなお褒めの言葉をかけてあげたりしてもいいのかなと思うのです。
なので、私は疲れた時こそが自分の日々の頑張りを確認できるときだと感じています。
もちろん、精神的にも肉体的にも本当に限界を迎えるほどやる必要はないですし、しっかりとした休みも必要です。
今の私がそう言えるのは、自分のために生きることができるようになってからなので、ずっとこうした考え方をしてきたという訳ではありません。
一番初めに投稿した記事にも書きましたが、頑張りすぎて、責任感を持ちすぎて、真面目過ぎて、疲れて疲れて、疲れ果てて、精神を病んだこともあります。
しかし、教える仕事を始めてから、今は自分のために生きていて、自分のために疲れていると感じられるように。
そして、自己卑下ではなく、自分を素直に褒めてあげることが出来るようにもなりました。
ポジティヴに変えられるパワーを持つこと!
疲れた時ほど、落ち込んでいるときほど、「あれ、自分って、実は…すごかったりする?」なんてこっそり自分のことを褒めてあげてください。
疲れた時ほど、やり時!
今日も、自分、えらい!
いい気になって、やる気になっちゃおう。
(もともとwomenfrontierで書いていたものを転載しています。日付は筆者が当該サイトで投稿した日に設定してあります。)