友達が出来たことをきっかけに、外に行くことが多くなった。
それに伴い、最近の記事更新は外でしている。
私は昔から勉強が家で出来ない。
というか、家にいるとなにもやらない子どもだった。
勉強だけでなく、手伝いも。(笑)
家=何もしない場所
という認識がついてしまっていた。
実家暮らしで何でもやってくれる母がいたから、甘えすぎていたの。
今でも帰ったら家では何もしないと思うけど。(笑)
私は自分の家が嫌いで、家にいることも嫌いで、そして怠惰になってしまう自分も嫌いで、高校生の時は放課後友達と時間を潰していたし、塾に行ってから夜22時までカフェで勉強をしたりしていた。
社会人になってからもそれは同じで、家にいる時間がますます減った。
本当に、お風呂に入って寝る場所。みたいな。
仕事が休みの土日も家庭教師の仕事を入れていたし、それ以外でも時間があったらとにかく人に会っていた。
その当時はそれが私にとっての”Comfort zone”即ち心地のいい場所だった。
だけど、その裏には家に居たくない、暇になりたくないという恐怖が常にあった。
今は、”家=自分で守らなければならないもの・自分の居場所”という認識がついたし、家にいることが心地良い。
でもね、レッスンも家だし、何するにも家だし、そうなるとどうしてもメリハリが付かなくなっちゃう。
結局家だと怠惰になりがちなの。
自己管理能力欠如しているから。(笑)
やろう!と思ったことはやらないと気が済まない性分なので、その分怠惰な自分に課す自分ルールが多い。
そしてその自分ルールに最終的に追い込まれて、発狂する。
このループ、毎回。
分かってるんだけどね、こうなっちゃう!!!くぅ!!
それに、人と関わっていないとだんだんおかしくなっちゃうんですね。
なので、店員とのやりとり”Bonjour”だけでもいいから誰かと1言だけでも話したい。(笑)
前は怖くてそれよりも外に出ることが嫌だったけど、最近はこう思えるようになった。
カフェで注文なんて!!言語道断!!!状態だったからね。
でも、最近は友達が出来たこともあって外に出ることが多くなった。
外に出ることが普通になって、行動範囲も増えた。
買い物だって普通にするし、カフェで注文だって、質問だってする。
店員さんと話しながらお会計をしたりね。
そして今は昔なら考えられない、パリのカフェで一人作業中。
しかも出来たばかりのあまり知られていないカフェで広い店内に私一人しかいないから、コーヒー一杯とフィナンシェ一つで長々と居座っている人になってる。
しかも最近ここのカフェによく来るからもう居座る人認定をされている。
あ、今日もテイクアウトじゃなくてここで飲んでくっしょ!と。先に言われました。(爆笑)
生徒はみんなゴールデンウィークでレッスンが入らない。(笑)
フランスも、イースターの休みでバカンスを取っている人が多いので、なんとなく雰囲気がのんびり。
けど、その分やることをしっかりと丁寧にすることができるのでたまにはこういうのも良い。
最初から比べると、あり得ないほど生活に慣れて普通に生活している。
そして良く行く八百屋さんだったり、カフェだったり、私のことを覚えてくれて通りかかると挨拶をしてくれたり話したり。
この地で生活している!ということを感じる。
まあもうすぐ日本に帰るけど。
私に決定的に欠如していたのは、「自信」と「自己肯定」で、それが無かった故に一歩前に進めなかったり、変なところで立ち止まってしまったりして。
でも、出会ったチャンスは絶対に逃したくない!と思って小さなきっかけから自分で行動をしたら、変わった。
自信ってやっぱり自分でつけていかなきゃいけないものだから。
最初は、怖いし、やりたくないし、Comfort zoneに居たいから動き出さない。
けど、その心地いい状態がずっと続くのも、辛くなる。
このパリの生活で、心地良いからここにいたい、ということは首を絞めることになるのだと学んだ。
心地いいからここから動きたくない、というのはただの惰性だ。
仕事も然り。
もちろん、今の現状で100%満足している、というのならいいけれど。
自分から動き出さないと何も変わらない。
心地良い、は甘えになり得る。
そしてその心地良さはどんどん首を絞めていく。
私は昔から自分の中で決めていることがある。
それは、自分の能力値よりちょっとだけ、難しい道を選ぶということ。
だから、フランス移住も決めたんだ。
自分で決めておいて「あーもう嫌だー!!!!何でここに来たんだろう早く日本に帰りたい」と何度も思ったし何度も泣いた。
今は、やっとそれが難しくないことになってきた。
だから、また、一歩先に進みたい。
たまには 自分のComfort zoneから抜け出して、障害物レースをしてみてもいいんじゃない?